キックボクシングのミドルキックで足が上がらない理由とは?ポイントや対策も紹介
「キックボクシングのミドルキックをしたいけど、足が上がらない」
このようなお悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。
ミドルキックで足が上がらない原因は、筋肉が硬いことや筋力不足・フォームが誤っているケースがほとんどです。
ミドルキックはカロリー消費量も高く、股関節周りの柔軟性アップにも効果的。
個人練習はもちろん、試合のトレーニングでもスムーズに決められたらかっこいいですよね。木製看板
本記事では、ミドルキックで足が上がらない理由や、蹴るときのポイントを紹介します。
ミドルキックを上達させるためのおすすめの筋トレや、ストレッチも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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【この記事でわかること】
・ミドルキックで足が上がらない理由
・上手くミドルキックするためのポイント
・ミドルキックに必要な筋力をつけるトレーニング
・ミドルキックが上手くできると痩せやすくなる!
ミドルキックで足が上がらない理由
カロリー消費量も高く、上手く蹴れると爽快感も味わえるミドルキック。
自分が思うように足が上がらないこともありますよね。
ここでは、ミドルキックで足が上がらない理由を解説します。
股関節周りの筋肉が硬い
股関節周りの筋肉が硬いと、ミドルキックで足が上がりにくい原因になります。
ミドルキックは股関節を大きく開いて蹴るため、股関節周りの柔軟性が大切です。
逆に前ももやお尻の筋肉も柔らかいと、股関節の動きがスムーズになり、足を上げやすくなります。
また、キックするときに威力を上げようとして力んでしまうと、柔軟性を失い、足が上がりにくくなります。
リラックスして力を抜いて蹴ることで、大きく足を上げて早くキックができるようになりますよ。
股関節周りの筋肉が硬い方は、ストレッチを日々の習慣に取り入れてみてください。
誤ったフォームでミドルキックしている
誤ったフォームでキックをしていると、足は上がりにくいです。
ミドルキックを練習する時は、以下の点に注意しましょう。
- 前足をしっかり踏み込む
- 蹴る寸前まで膝は曲げておく
- 体全体を使って蹴る
正しいフォームでキックすることで、足が上がりやすくなるほか、カロリー消費しやすくなるため、痩せやすくなりますよ。
キックボクシングジムで、正しいフォームをトレーナーに指導してもらったり、鏡の前でフォームの確認をしたりするのもおすすめです。
筋力が不足している
筋力が不足していることも、ミドルキックで足が上がらない原因です。
ミドルキックには、足や体幹の筋力が必要です。
特に太ももの筋力がついていると、高く蹴り上げやすくなります。
また、体幹の筋力がついていると身体のバランスを取りやすくなり、足も上げやすく、上手くミドルキックができるでしょう。
足や体幹の筋力は、スクワットやランジで鍛えるのがおすすめです。
ミドルキックで足が上がらない方は、足や体幹を鍛えるトレーニングも取り入れてみてください。
ミドルキックの蹴り方
ミドルキックをするときには、足だけで蹴ろうとせず、全身を使って蹴ると上手く蹴りやすいです。
ミドルキックの蹴り方は、次のとおりです。
【ミドルキックの蹴り方】
- キックする際は、後ろの脚の膝を曲げ、腰を引き、全身の重心を軸足にかける
- 腰と骨盤を上手く使い、身体を回転させてキックする
- 後ろから前に重心が移動する感覚で蹴る
- 足の脛で蹴る
- 蹴るときには、軸足の膝を伸ばす
自分では意識をしているつもりでも、フォームの乱れはなかなか気がつけないものです。
鏡の前での練習や、キックボクシングジム等で誰かに見てもらうと良いでしょう。
ミドルキックを上達させるためのポイント
キックボクシングで上手くミドルキックするためのポイントを紹介します。
ポイントを押さえて上手く蹴れるよう練習してみてください。
軸足
上手くミドルキックするためには、軸足が重要です。
軸足にしっかり体重をかけると、足を上げやすくなります。
ミドルキックで軸足の使うポイントは次のとおりです。
【ミドルキックで軸足の使うポイント】
- 斜め45度の向きに開いて踏み込みする
- 軸足は、親指に体重がのるように意識する
- 軸足に体重をかける
- つま先立ちのイメージで身体を回転させる
軸足が上手く使えると、しっかり足を上げてミドルキックができるでしょう。
上半身
上半身と足が一直線になっていると足を上げやすくなります。
ミドルキックするときは、背筋を伸ばし、上半身と足が一直線となるよう、身体をコントロールしてみてください。
また、ミドルキックする際には、腰の入れ方が重要です。
腰を入れるタイミングがずれてしまうと、上手くキックできません。
腕の使い方もバランスを取るうえで大切です。
蹴るときに、腕をしっかり振ることで、バランスも取りやすく、身体が回転しやすくなりますよ。
腰の入れ方や腕をしっかり振るなど、上半身の使い方を意識することもミドルキックには大切です。
膝
ミドルキックで足が上がらない場合は、膝が上がっていない可能性があります。
力が入りすぎていると膝が上がりにくくなるため、力を抜いて蹴るようにしてみてください。
力んでいると、蹴り足の柔軟性が失われ、足だけで蹴っている状態になりやすいです。
始めに膝を上げて、足先が上がるイメージで行うと上手く上がりやすいでしょう。
膝が上がっていると、腰も入りやすく、上手くミドルキックできますよ。
足
ミドルキックは、足の脛でターゲットを蹴ります。
初心者は、足の甲で蹴ってしまうことが多いですが、痛めやすくなってしまうため、足の脛で蹴るようにしましょう。
足の使い方のポイントは、次のとおりです。
【足の使い方のポイント】
- 重心が移動する勢いで、足が振られているようなイメージで蹴る
- 蹴り足は斜めに上げる
- 蹴る一瞬だけ足を伸ばす
キックをするときには、力を抜いて蹴ってみてください。
ミドルキックに必要な筋力をつけるトレーニング
ミドルキックには、足や体幹の筋力が必要です。
ここでは、ミドルキックに必要な筋力をつけるトレーニングを紹介します。
自宅で気軽にできるトレーニングもあるので、ぜひ取り入れてみてください。
レッグプレス
レッグプレスは、太ももの前側・後ろ側の筋肉を鍛えられるトレーニングです。
レッグプレスで鍛えられる筋肉は、次のとおりです。
【レッグプレスで鍛えられる筋肉】
- 大腿四頭筋(だいたいしとうきん)
- 大臀筋(だいでんきん)
- ハムストリング
レッグプレスのトレーニングをすると、太ももの筋肉だけでなく、お尻の筋肉も鍛えられます。
また、レッグプレスは身体を安定させやすいため、トレーニング初心者でも高重量のトレーニングをしやすいのが魅力です。
ジムなどでレッグプレスができる方は、ぜひトレーニングしてみてください。
スクワット
スクワットは、自宅でも気軽にできるトレーニングで、下半身や体幹を鍛えるのに効果的です。
下半身の筋肉だけでなく、腹筋や背筋も鍛えられますよ。
スクワットの基本的なやり方は、次のとおりです。
【スクワットの基本的なやり方】
- 足を肩幅に開く
- 手を胸の前で組む
- 太ももと床が平行になるように、お尻を下げる
- ゆっくりとお尻をもどす
スクワットを行う際は、つま先を膝の向きに揃えることやしっかり呼吸すること・足裏全体に重心をかけることを意識してやってみてください。
ランジ
ランジは太ももやお尻の筋肉を鍛えられます。
片足ずつ負荷をかけてトレーニングするため、両足をバランス良く鍛えられます。
ランジには、フロントランジ・サイドランジ・バックランジなど豊富な種類のランジのトレーニングがあるため、自分に合ったトレーニングを取り入れてみてください。
ここでは、基本のランジであるフロントランジを紹介します。
【フロントランジのやり方】
- 足を腰幅に開く
- 背筋を伸ばし、片足を大きく前に出す
- 太ももが床と並行になるまで、前足の膝を曲げる
- 元の姿勢にもどる
ランジをする際は、かかとに体重をかけて、膝へ負担をかけないようにしましょう。
ランジも自宅で気軽にできるトレーニングのため、ぜひ取り入れてみてください。
足が上がりやすくするためのおすすめストレッチ
ストレッチをすると、足が上がりやすくなり、怪我の防止や疲労回復にもつながります。
毎日少しずつ続けることで、少しずつ柔らかくなってきますよ。
ここでは、足が上がりやすくするためのおすすめストレッチを紹介します。
ぜひ日々の習慣に取り入れてみてください。
太もものストレッチ
ミドルキックで足を上げやすくするには、太ももの柔軟性が大切です。
ミドルキックで足を上げやすくする太もものストレッチを紹介します。
【ミドルキックで足を上げやすくする太もものストレッチ】
- 両足を肩幅より広く開き、つま先を外側に向けて立つ
- 手を膝に置き、膝を曲げる
- 息を吐きながら右肩を内側にいれて、右の太ももの内側の筋肉を伸ばす
- 息を吸って、元の姿勢に戻る
- 反対も同様に行う
練習前や寝る前・朝など自分が取り入れやすいタイミングで、太もものストレッチをしてみてください。
開脚
開脚をすることで、ハムストリングや太ももの内側・股関節の柔軟性を高められます。
また、脚を引き寄せたりするときに作用する腸腰筋もストレッチできますよ。
開脚のポイントは次のとおりです。
【開脚のポイント】
- 足首は、蹴るときと同じように立てる
- 背筋を伸ばす
- 無理に前に倒そうとしない
開脚することで、股関節や腰・膝の痛みを予防できるほか、むくみの改善やリラックス効果も期待できます。
前屈
前屈は太ももやお尻・背中の柔軟性を高められ、主に、ハムストリングスやお尻周りなどの筋肉をストレッチできます。
片方の足を後ろに下げて、実際にキックする体制に近い状態でストレッチすると、ミドルキックする際に足が上がりやすくなるので、おすすめですよ。
前屈することで、骨盤のゆがみも解消しやすく、姿勢も整いやすくなります。
ミドルキックで足が上がらない場合は膝蹴りから練習するのもおすすめ
ミドルキックで足が上がらない場合は膝蹴りから練習するのもおすすめです。
膝蹴りすると、お腹の力を使って足を引き上げる感覚がわかりやすいです。仙台市歯科
骨盤や腰の使い方を意識して、全身で膝を持ち上げるイメージで膝蹴りをしてみてください。
膝蹴りのポイントは、お腹が丸まらないことや胸やお腹の筋肉を引き伸ばすことです。
膝蹴りが上手くできると、ミドルキックや前蹴りも上手くなりやすいので、膝蹴りで身体の使い方を身につけるのも良いでしょう。
ミドルキックが上手くできると痩せやすくなる!
ミドルキックは、カロリー消費量が高いため、上手くできるとダイエットにも効果的です。
足が上がらないと、トレーニングの効果も半減しやすいでしょう。
ミドルキックで鍛えられる身体の部位は、次のとおりです。
【ミドルキックで鍛えられる身体の部位】
- 太もも
- 体幹
- お腹
- ウエスト
- 足
ミドルキックの身体の使い方を身につけて、痩せやすい身体づくりをしていきましょう。
まとめ
キックボクシングのミドルキックで、足が上がらない理由をお伝えしました。
ミドルキックで、足が上がらない理由は、次のとおりです。
【ミドルキックで、足が上がらない理由】
- 股関節周りの筋肉が硬い
- 誤ったフォームでミドルキックしている
- 筋力が不足している
正しいフォームでミドルキックすることや、ストレッチやトレーニングを取り入れることで、足は上がりやすくなります。
シャドーボクシングでのフォームの確認や開脚ストレッチ・スクワットなどは、自宅でも気軽にできるため、ぜひ取り入れてみてください。
また、キックボクシングジムでトレーナーから指導を受ければ、正しいフォームを身につけやすく、より効率的にミドルキックを習得できるでしょう。
キックボクシングジムへ通っていない方や気になる方は、ぜひ見学や体験レッスンに足を運んでみてください。
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