【徹底比較】キックボクシングとボクシングはどう違うの?どちらが強い?どちらが痩せるの?

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ボクシングとキックボクシングは、ともに世界中で広く行われていて人気の格闘技です。しかしこれらのスポーツにはそれぞれ異なるルールや技術・大きな特徴があります。本記事ではボクシングとキックボクシングの違いについて詳しく説明していきます。「どっちが強いの?」「どっちの方が痩せる?」などよくある質問にも説明しているので、これから始めたいと考えている初心者の方は自分にあうのはどちらかなど参考にして下さい!
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キックボクシングとボクシングの違い

ボクシングの発祥
ボクシングの起源はなんと紀元前4000年頃と言われています。当時はラウンドなど存在せず、戦闘不能になるかギブアップで勝負がつくといったルールだったようです。
キックボクシングの発祥
キックボクシングは日本が発祥です。1959年にタイ人同士のムエタイが日本で開催されて『空手ボクシング』という仮の名称でスタート。後に『キックボクシング』という名称で広く知られるようになりました。
ボクシングのルール
ミニマム級、ライト級、ヘビー級など体重別の階級があります。攻撃方法は拳のみ。1ラウンド3分、ラウンド間は1分のインタバルが設けられ、最大12ラウンドまで戦います。判定にもつれたときは3人のジャッジャーが10点満点の減点方式で判定します。ラウンド途中で倒れた(ダウン)場合はレフェリーの10カウントのコールまでに意識的にファイティングポーズをとることができれば続行、取れなかった場合や、レフェリーが続行不可能と判断した場合はKOとなり勝負ありとなります。
キックボクシングのルール
キックボクシングは1ラウンド3分。アマチュアは3ラウンド、プロは5ラウンド方式で行います。ラウンド間インターバルは1分です。キックボクシングは団体によりルールが異なります。基本的には膝や蹴り、肘、首相撲ありのムエタイルールですが、団体によっては肘がNG、顔面への膝がNG、ローキックがNGなど同じキックボクシングなのですがルールが違うことがあります。
ボクシングの構え
基本的に拳のみの格闘技なのでガードは顎の高さに構えて、腰を落とし頭を少し前後に振るような動きをします。蹴りの攻撃がないため両端を軸にして踏ん張るように攻撃をしていきます。
キックボクシングの構え
首相撲などの攻撃があるのでガードをこめかみの高さに構えます。ボクシングと異なり下半身へキックの攻撃があるため後ろ足を軸にして、前足は浮足と言って少し浮かせて構えます。浮かせることで相手の蹴りに対しての防御をすることができるためです。
ボクシングとキックボクシングそれぞれの特徴

ボクシングのルール
- 拳のみを使って相手に攻撃する
- 試合はリングで行われる
- 試合時間はラウンド制で行われる
- ボクシンググローブを着用する
キックボクシングのルール
- パンチとキックの攻撃が可能
- 試合はリングで行われる
- 試合時間はラウンド制で行われる
- ボクシンググローブを着用する
技術と戦術
ボクシングとキックボクシングは技術と戦術も非常に異なります。ボクシングは主にパンチの技術に重点が置かれます。ジャブやストレート、フック、アッパーカット、ボディーブローなどのパンチの技術が重要です。キックボクシングではパンチ技術に加えて蹴り技も重要となります。ローキックやハイキック、ミドルキック、膝蹴りなど様々な蹴り技を使い分けることが求められます。また、組み合ったときの首相撲もボクシングでは禁止されていますがキックボクシングでは大切な戦術のひとつです。
ファイトスタイル
ボクシングとキックボクシングはファイトスタイルも異なります。ボクシングは対戦相手のガード間を縫っていくようにパンチを繰り出していくのでなるべく肘を絞って真ん中を通されないような体制をとるのが基本です。キックボクシングは、どちらかと言えば蹴りを中心にしたファイティングスタイルなので肘を外に広げて構えるのが一般的です。キックボクシングでは相手の脚を狙った攻撃や膝蹴りなど多彩な技術を駆使して戦うことが求められます。
よくあるボクシングとキックボクシングの疑問

ボクシングとキックボクシングどちらが強いか
とても多い質問なのですが、これは完全にルールや状況次第です。例えば、下記のルール別で見ていきましょう。
- ボクシングルール(パンチのみ)→ ボクサー有利(パンチ技術が圧倒的に高い)
- キックボクシングルール(蹴りあり)→ キックボクサー有利(蹴りの攻撃力が大きい)
- 総合格闘技(MMA)ルール→ キックボクシング経験者がやや有利(蹴り&首相撲があるため)
ボクシングはパンチ打撃のスピード・精度・ディフェンスが優れています。キックボクシングは蹴りの破壊力と攻撃の多様性が強みになります。よって様々なルールや状況によってどちらが強いかは変わります。
ボクシングとキックボクシングどっちが痩せるか
①ボクシングはパンチのみの攻撃でキックボクシングよりも連続技が多くスタミナが必要です。ボクシングでよく行うトレーニングの「縄跳び」もスタミナが必要で脂肪燃焼効果や心肺機能を高める効果があります。ボクシングは相手との距離も近くスパークリングなどでは休むことができず動き続けます。ステップワークも多くて下半身の引き締めにも効果的ですよ。また、ボクシングのパンチは、腕だけではなく、脚、腰、肩、腕と全身を使っているため、強度の高い運動になるので痩せる効果は期待できます。
②キックボクシングはパンチだけではなくキックの動作もあります。キックをおこなうにはバランスをとるために強い体幹が必要です。体幹が鍛えられると姿勢もよくなってお腹周りも引き締まります。キックボクシングにはキックがあるのでボクシングより下半身をよく使います。下半身の筋肉は上半身の筋肉の3〜5倍の質量があるので、下半身を鍛えると基礎代謝があがります。そのため痩せやすく太りにくい身体づくりができると言えます。さらに、ひねりの動きも多いのでお腹周りがすっきりしてくびれを作ることもできますよ。キックボクシングでは、全身を使うので、全身をまんべんなく鍛えることができます。全身のスタイルづくりにはキックボクシングがおすすめです。
どちらが難しいか

ボクシングはパンチのみの格闘技
ボクシングはパンチのみで戦う格闘技スポーツです。ただ、ボクシングはパンチの技術を極限まで磨く必要があるので上達にはかなりの努力が必要になります。ボクシングはキックボクシングよりもコンビネーションの種類が多くて戦略性や駆け引きが要求されて戦い方は複雑です。キックボクシングと比べるとパンチのみでシンプルなルールなので初心者がはじめるにはおすすめです。
多彩な蹴り技があるキックボクシング
これまでも紹介をしてきましたが、キックボクシングにはローキック、ミドルキック、ハイキックなどさまざまなキックの種類がありそれぞれに独特のフォームやコツがあります。初心者はこれらのフォームやコツを習得するのに時間と労力がかかるため少し難しく感じるかもしれません。蹴りにはパンチよりも柔軟性と瞬発力が必要なため蹴りを正確に繰り出すための、足首や太ももの柔軟性と、相手をより早く倒すための瞬発力が重要になります。
ボクシングを習うのが向いている人

格闘技が初めての人
格闘技がはじめての人もキックボクシングよりボクシングがおすすめです。ボクシングは左右の拳のみを使って攻撃・防御を行うためルールがシンプルです。格闘技がはじめてでもすぐに覚えて実践することができます。また、ボクシングはキックボクシングと比べて蹴りがないため、怪我のリスクが少ないのも初心者にはおすすめです。
ストレス発散したい人
ボクシングもキックボクシングもリズム良く体を動かすことで「セロトニン」が分泌されてストレス解消には効果的です。サンドバッグにパンチを思い切り繰り出すことでストレス解消になつながります。ボクシングはパンチのみの攻撃なのでキックボクシングよりもシンプルで覚えやすく初心者でもすぐにストレス解消効果を実感しやすくなります。特に初心者でストレス解消したい人には、ボクシングを習うのがおすすめ!
少し体力に自信がない人
体力にあまり自信がない人にはキックボクシングよりボクシングが向いています。ボクシングはパンチのみの攻撃で下半身の動きはキックボクシングよりも少ないのが特徴です。キックボクシングはパンチに加えてキックも使うため、下半身の動きが多くなります。下半身の動きが多いと体への負担が大きく少し体力に自信がない人にはハードルが高いかもしれません。
キックボクシングを習うのが向いている人

下半身を引き締めたい人
下半身を引き締めたい人はボクシングよりキックボクシングが向いています。ボクシングはパンチのみの攻撃なので上半身の筋肉を鍛えるのに効果的ですが、キックボクシングはパンチに加えてキックや膝蹴りも使用します。足技攻撃は下半身を大きく動かす必要があるため、下半身の筋肉を鍛えるには効果的です。例えばキックや膝蹴りには、大腿四頭筋、大臀筋、ハムストリングスなどの下半身の大きな筋肉を鍛える効果があります。正しいフォームでトレーニングを行うことで、より効果的に下半身を鍛えて引き締めることができます。
身体を動かすのが器用な人
キックボクシングはボクシングよりも複雑な動きが要求されるため器用な人に向いています。キックボクシングではパンチに加えてキック、膝蹴りも使用するので複雑な動きが必要です。足技の攻撃はパンチとは異なる動きや技術が必要になります。そのため、器用な人ほどこれらの動きを習得し効果的にトレーニングできるでしょう。また、ボクシングはルールが厳格で試合では特定の動きしか許されませんがキックボクシングはルールが比較的幅広くて試合ではさまざまな動きが可能です。器用な人ほど自分の個性を発揮して試合を有利に進める可能性が高くなるかもしれません。
ダイエット効果をしっかり感じたい人
ダイエット効果をしっかりと感じたい人はボクシングよりキックボクシングがおすすめです。ボクシングはパンチのみの攻撃ですがキックボクシングはパンチに加えて、キック、膝蹴りも使用します。キックや膝蹴りはパンチよりも大きな筋肉を使うため消費カロリーが多いのでダイエットに効果的です。キックボクシングはパンチやキックを組み合わせた動きが多くて激しく体を動かすため脂肪燃焼効果を高めることができます。キックボクシングはボクシングよりも下半身の筋肉を鍛える効果が高いと言われています。下半身の筋肉量が増えると基礎代謝が上がり脂肪が燃焼しやすくなるのでダイエットにはより効果的です。
まとめ
ボクシングとキックボクシングは違った魅力、それぞれの特徴があります。ボクシングはパンチの技術を中心とした奥深い格闘技だと言えます。キックボクシングはパンチとキックを組み合わせた多彩な技が魅力の格闘技です。どちらもダイエット効果が高くてトレーニングを通じて体力や筋力・精神力を鍛えることができます。ボクシングとキックボクシングのどちらを習うのか決められない場合はまずは体験レッスンに参加するのがおすすめです。どちらが向いているのかは、実際にやってみないとわからないことも多いですよね。まずは体験レッスンで実際に両方の格闘技を体験することでそれぞれの特徴や自分に合っているかどうかを判断することができるのでおすすめです。
キックボクシングを始めるならリフィナスがおすすめ

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